ページが見つかりませんでした – 無類の読書好きが今必要とされ、実践に活かす書籍等を紹介。 https://books.view.cafe 無類の読書好きが今必要とされ、実践に活かす書籍等を紹介。 Wed, 27 Sep 2023 12:11:50 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.9.9 ジャズの帝王、あえて絞って3作に https://books.view.cafe/liberal/1261/ https://books.view.cafe/liberal/1261/#respond Wed, 27 Sep 2023 18:58:40 +0000 https://books.view.cafe/?p=1261

先日はエヴァンスを紹介し忘れていたのを小ネタに

エヴァンス最後の伴侶&彼との作品

今回も同様企画ですが、その異名「ジャズの帝王」

本日泣く子も黙るマイルス・デイヴィス三十三回忌

これまた名盤の誉れ高い作品が手足の指の数を超え

絞ることが大変難しいのは承知の上で進めてみます

好き嫌いは別にして先ず紹介しなければならぬのは

『Kind of Blue』 <1959>

ジャズはこの作品を作るために生まれたとの評価も

勿論小生もテープダビング時代に聴きまくりました

しかしながら唯一解せないのが2曲目のピアニスト

この曲だけビル・エヴァンスでなくケリーなのです

ケリーとは名手の誉れ高いウィントン・ケリーです

ソロ作品リビングのCD棚に鎮座したりしています

ところが実はどちらかというと苦手タイプなのです

その2曲目を抜いても収録時間は36分程ですから

お蔵入りさせ、エヴァンス演奏曲のみで良いのでは

今回久しぶりに聴いて、2曲目途中で飛ばしました

実は収録当時、エヴァンスは既に解雇されていた身

それでも、作品の世界観はエヴァンスなくして無理

そんな事情で帝王マイルスが急遽招聘したのかしら

正規メンバーのケリーは一曲のみで、GoHome

それはそれでプロとして辛かったことかと存じます

そんな裏話があっても作品の価値は変わることなく

ジャズ史に燦然と輝く不朽の名作に間違いなしです

一方で、不動のメンバーと言えるのがコチラの作品

『Miles : The New Miles Davis Quintet』 <1955>

第一期黄金クインテットが奏でる最初の作品ですね

ガーランド、チェンバース、フィリー・ジョー・J

そこに、若きジョン・コルトレーンが加わりました

翌年に、同じメンバーでマラソンセッション4部作

そして、あのラウンド・アバウト・ミッドナイト

モダンジャズという括りでは、至高のクインテット

改めて、そんな想いが湧き上がり、感慨深いですね

コチラの作品『小川のマイルス』という呼称も秀逸

演奏は、バンドデビュー作とは想えない程の成熟感

落ち着きがあり、叙情的かつ耽美的な世界観ですね

ジャズ初心者にも、文句なしにオススメできる作品

もっと評価されてよいと声を大にして伝えたいです

そして、今回最後に紹介するのはコチラのイチオシ

『In A Silent Way』 <1969>

世間的には、次作『ビッチェズ・ブリュー』が有名

それでも、私的にマイルスはココが頂点と想います

フュージョンというジャンルはココから始まった?

そんな評価は稚拙でありジャズの可能性が全て包括

それ程の価値高き作品と言い切ってしまいましょう

A面B面、各1曲というフォーマットも素晴らしい

A面、あのトニー・ウィリアムスにハイハットのみ

この仕打ちで彼はバンドを去ってしまったのかしら

特筆すべきはジョン・マクラフリンのギタープレイ

拙い表現で恐縮ですが、カッコ良すぎの一言ですね

ウェイン・ショーターが残っていてくれたのも嬉し

B面中盤のソプラノサックス演奏は失禁ものですね

面白いのは、何と鍵盤奏者が3名も召集されたこと

ハンコック、コリア、そして、ジョー・ザヴィヌル

ちなみにB面は、そのザヴィヌルとマイルスの合作

忘れてならないのはデイヴ・ホランドのベースです

初のエレクトリック・マイルスにして最高傑作では

もちろん、独りでじっくり向き合うことがオススメ

ある意味ロックファンにこそ是非聴いてもらいたい

アンビエント・ミュージックとしても秀逸かもです

うう、書きたいことが次から次へと湧き上がります

そして、マイルスに相応しい書籍がコチラの文庫本

『現代の帝王学』 伊藤肇 著 PHP文庫

何度も読み返している、オススメのビジネス本です

実は、音楽シリーズも今回で丁度1年が経ちました

月2ペース24本、想うままにに紹介してきました

今回を節目に、そのペースを少しユルくしてみよう

そんな想いも芽生えましたが、断筆ではありません

気が向いたら取り組む、そんなスタイルでご容赦を

まだまだ紹介したい音源が、無尽蔵にありますので

今回も共感いただければ嬉しく存じます

それでは、またね!

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エヴァンス最後の伴侶&彼との作品 https://books.view.cafe/liberal/1251/ https://books.view.cafe/liberal/1251/#respond Thu, 14 Sep 2023 18:58:43 +0000 https://books.view.cafe/?p=1251

9月に入って、あることに気づきました

音楽紹介に切り替えてから間もなく1年

エヴァンスを紹介していないじゃないか

そう、エヴァンスとはビル・エヴァンス

ジャズ好きではなくとも、一度や二度は

耳にしていること間違いなしの大物です

手持ちCDをカウントするとそれなりの

キース・ジャレットと変わらぬ枚数です

キースの記事は、下記リンクからどうぞ
https://books.view.cafe/liberal/1173/

エヴァンス作品は、名盤だらけとも言え

絞ることは不可能に近い印象なのですが

彼を支えてきたベーシストという観点が

絞り込むヒントなのではと閃めきました

リバーサイド4部作のラファロに始まり

長く連れ添うエディ・ゴメスが有名です

しかしながら小生のイチオシは別人です

鬼籍に入る迄の2年弱寄り添ってくれた

マーク・ジョンソンこそ最高の伴侶です

小生が初めて聴いた二人の作品はコチラ

『Affinity』

エレピを大胆に扱うその演奏スタイルは

硬派なエヴァンス好きには不評かもです

一方で小生は絞るとしたら外せない作品

トゥーツ・シールマンスとのコラボ秀逸

デュオ~カルテットの多様フォーマット

それを真摯に支えるマークのひたむきさ

深夜に灯りを落とし独り聴き浸るひと時

生きていて本当に良かったと実感します

続いてはライブ盤から

『The Paris Concert: Edition One・Edition Two』

ラファロとのリバーサイド盤のライブは

もちろん珠玉作品であることは認めます

それでも私的にイチオシといえばコチラ

紹介し、多くの音楽好きを唸らせてきた

エヴァンスが死の直前に到達した美の極

棺桶に入る前に、聴き逃すことなかれと

声を大にして伝えたい名盤中の名盤です

それを支えたのは、やはりマークの演奏

そして、パリでの演奏の2か月前のこと

南米ブエノスアイレスのパフォーマンス

昨年、突然正式盤としてリリースされて

その内容に圧倒されていたのがこの作品

『Inner Spirit』

当時中学生の小生には、地球の裏側にて

こんな力強く美しい音が奏でられていた

知る由もない以前にジャズすら知らない

音源が遺されていたことに感謝するのみ

正統派のピアノ・トリオ・フォーマット

有名曲が惜しげもなく収録されています

コチラから初心者にも聴いてもらいたい

心の底からオススメできる2枚組ですね

これら作品を聴きながらのお供といえば

ビル・エヴァンス―総特集 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)

基本情報に触れるという意味でオススメ

マークのインタビューも掲載されてます

それにしてもマーク・ジョンソンの存在

彼が寄り添ってくれて本当に感謝ですね

もちろん彼名義の作品も秀作揃いですよ

エヴァンスについては、他の切り口でも

ソロやデュオ作品について語ってみたい

それはまたの機会とさせていただきます

そして本日はエヴァンス43回目の命日

今回も共感いただければ嬉しく存じます

それでは、またね!

 

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https://books.view.cafe/liberal/1251/feed/ 0
来日していない最後の大物・・・ベルファストに想いを馳せて https://books.view.cafe/person/1242/ https://books.view.cafe/person/1242/#respond Wed, 30 Aug 2023 18:58:32 +0000 https://books.view.cafe/?p=1242

本日が78回目のお誕生日です

未だ来日していない最後の大物

孤高のシンガーソングライター

その異名は世界の果てまで届く

そんなヴァン・モリソンを紹介

その創作意欲は、衰えを知らず

オリジナルアルバムだけ数えて

既に44作品というボリューム

2015年からだけでも10作

彼の作品を数枚に絞るのは難行

それでも今回は可能な限り絞り

紹介させてもらいたく存じます

その前に小生との関わりを少々

存在を意識したのは意外に遅め

1987年末頃だった記憶です

当時購読していたMM誌の連載

彼の作品を聴き難聴に気づいた

そんな内容の記事で知りました

私的名盤中の名盤と称えている

Poetic Champions Compose (1987)

が発売された頃だったようです

ドアーズのジム・モリソンでは

難聴というキーワードから想像

読み返してもジムでなくヴァン

どんなアーティストなのだろう

そこが沼の始まりだったような

気づくとロックのジャンルでは

手持ち音源が最も多い状況です

20~30タイトルはありそう

その中から、初期作品を選ぶと

以下の4枚が超絶オススメです

Astral Weeks (1968)
Moondance (1970)
Tupelo Honey (1971)
Veedon Fleece (1974)

早くも3枚に絞れませんでした

そう、絞るのが大変難しいので

未聴の方は編集盤から入るのも

The Best of Van Morrison (1990)
The Best of Van Morrison Volume Two (1993)
The Best of Van Morrison Volume 3 (2007)
The Philosopher’s Stone (1998)

何聴いても外れ無い稀有の存在

今回改めて聴いて確信しました

編集盤を再聴して感じたことは

ある作品を中心に前後各3作品

とても心地よく聴けるとの想い

A Sense of Wonder (1985)
No Guru, No Method, No Teacher (1986)
Poetic Champions Compose (1987)
Avalon Sunset (1989)
Enlightenment (1990)
Hymns to the Silence (1991)

そのある作品とは、コチラです

Irish Heartbeat (In collaboration with The Chieftains) (1988)

ご存命は御大含め3名のみです

4名鬼籍に入ってしまいました

実はチーフタンズ20年以上前

名古屋公演生観賞していました

この先、御大を生で観ることは

なかなか難しいのは心得ておき

手持ち音源とサブスク活用して

残りの人生を豊かに愉しみます

そして御大はベルファスト出身

ベルファストなら今年イチオシ

『ぼくたちの哲学教室』

映画プログラムで想いを馳せて

映画といえば、昨年観たコチラ

『ベルファスト』

まさに御大の曲一色という印象

何故かサントラ見つかりません

情報お持ちの方はご指南下さい

今回も共感いただければ嬉しく存じます

それでは、またね!

 

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https://books.view.cafe/person/1242/feed/ 0
気仙沼出身の歌姫、畠山美由紀 https://books.view.cafe/person/1233/ https://books.view.cafe/person/1233/#respond Thu, 17 Aug 2023 18:58:48 +0000 https://books.view.cafe/?p=1233

先日、伊東ゆかりさんを採り上げていた時にも触れていました

https://books.view.cafe/liberal/1139/
歌い始めて70年・・・POPS QUEEN 伊東ゆかりさん

小生の半世紀近くに亘る、邦楽歌姫遍歴を紹介していた行です

中学時代は松本伊代ちゃん、高校時代は飯島真理さんと続いて

上京後は矢野顕子さん、その後に伊東ゆかりさんという流れで

現在は、気仙沼出身、畠山美由紀さんに落ち着いているとの話

そして、本日はその畠山美由紀さんの51回目のお誕生日です

彼女の歌声を初めて聴いたのは、実はそれ程昔のことではなく

7~8年、代官山蔦屋書店で開催されたイベントでの邂逅です

邂逅といっても、ご本人ではなく、レコード試聴会での出来事

その試聴会はレコード針を使用しないレーザーターンテーブル

ELP(エルプ)を聴けるということで足を運んでおりました

ビートルズ等、メジャーな作品の後に、かけられたのがコチラ


『歌で逢いましょう』

歌で逢いましょう 歌で逢いましょう

当時としては、最新作という触れ込みで紹介されていたような

一聴して、何と歌の上手い歌手なのだろうとカウンターパンチ

以来、ベスト盤から音源を調達し、半年後には全作品が手元に

名古屋でLIVEがあれば駆け付けて(といっても2度だけ)

生歌の素晴らしさにも感銘を受け幸せな気分に浸っていました

しかしながら、小生の周りで聴いたことがある方は一握りほど

こんなに良い作品を歌い続けているのに何故認知度が低いのか

今回は良い機会なので、手持ち音源から私的ベスト3をご紹介

『リフレクション』
<2006年4月リリース>

リフレクション(DVD付) リフレクション(DVD付)

1枚目と2枚目とかなり迷いましたが、コチラの3枚目を選択

歌声は当然ですが、提供された曲も含め完成度が半端ないです

音楽好きであれば、是非手元においていただきたい大名盤です

『LIVE AT GLORIA CHAPEL-The Great American Songbook-』
<2004年1月リリース>

LIVE AT GLORIA CHAPEL-The Great American Songbook- LIVE AT GLORIA CHAPEL-The Great American Songbook-

品川教会グローリアチャペルでのコンサートを収録した実況盤

これ程多様な曲を自身の世界観で表現できる歌姫は他にいるか

タイトルにもある通りカヴァー集ですが彼女の魅力が満載です

『Song Book #1』
<2020年9月リリース>

Song Book #1 Song Book #1

コロナ禍で活動制限される中、リモート録音に挑戦した意欲作

自作含むカヴァーアルバムですが、至福のひと時を体感します

発売当初はネット販売限定でしたが現在は普通に購入可能です

そして、番外篇的に紹介するのがコチラの限定版シングルCD


『ハレルヤ』
<2013年5月リリース>

レナード・コーエンの名曲をカヴァーしたライブ会場限定販売

現在入手困難と想われますが、数年前に運良く手に入れました

これが、あり得ない程、渋くて、カッコ良くて、美しいのです

サブスク音源にもあるようですので、是非お試しくださいませ

しつこいようですが、未聴の方は棺桶に入る前に聴いて欲しい

そんな想いを込めて、彼女の活躍も期待しつつ、紹介しました

そんな彼女のことを想うと、手に採りたくなるのがコチラの書

『想像ラジオ』 いとうせいこう著 河出書房新社

想像ラジオ (河出文庫) 想像ラジオ (河出文庫)

早いもので、初読から10年も時が経っていることに驚きを禁じ得ません

今回も共感いただければ嬉しく存じます

それでは、またね!

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https://books.view.cafe/person/1233/feed/ 0
音楽業界最高の歌手、トニー・ベネット96歳大往生 https://books.view.cafe/person/1224/ https://books.view.cafe/person/1224/#respond Sun, 23 Jul 2023 01:29:32 +0000 https://books.view.cafe/?p=1224

土曜日の朝、いつものようにノートPCを立ち上げると

FB友達の盟友女子がネット記事をシェアしていました

https://amass.jp/168359/

トニー・ベネットが死去したという衝撃的な記事でした

それでも数秒後、安らかにお眠り下さいという気持ち

96歳という年齢を考えれば大往生で目出度いことです

同じサイトではコチラの記事が続報で紹介されています

https://amass.jp/168361/

ポール・マッカートニー

キース・リチャーズ

ビリー・ジョエル

オジー・オズボーン

ブライアン・ウィルソン

キャロル・キング

エルトン・ジョン

ロバータ・フラック

ナイル・ロジャース

キリがありませんので、これくらいにしておきましょう

レジェンドがレジェンドの死を悼むメッセージの数々

不謹慎を承知ながら壮観という言葉が相応しく存じます

なんと、NASAまでが公式ツイートで哀悼の意を表明

そして、近年のトニー・ベネットといえばガガとの共作

実はガガの歌を聴いたのは、コチラが私的初体験でした

人生の大先輩から贈呈いただいたのがキッカケでしたが

Cheek To Cheek Cheek To Cheek

驚かされたのは、ガガの超絶的歌唱力もさることながら

トニー・ベネットの80代後半とは想像できない存在感

イイものを聴かせてもらったというのが正直な感想です

そのトニー・ベネットとの出逢いは、1989年のこと

『ジャズ批評№64ヴォーカル読本』という特集でした

巻頭記事のCDで楽しむヴォーカル25の3番目に掲載

『トニーの素晴らしいジェット旅行』

トニーの素晴らしいジェット旅行+1 トニーの素晴らしいジェット旅行+1

1965年録音ですから、小生が生まれる前のことです

1曲目の『ジェットの歌』からゴージャス感が漂います

リオデジャネイロ~♬リオデジャネイロ~♬と口ずさみ

ビッグバンドを率いたエンターテイナー気分に浸りつつ

聴き込んでいたことが、ついこの間のことのようですね

その後手に入れたのが、F・シナトラのトリビュート盤

パーフェクトリー・フランク パーフェクトリー・フランク

実は、F・シナトラは私的にあまり好みではありません

しかしながら、この作品で曲の魅力を再認識することに

そのシナトラをして次のような言葉で評せしめた逸話が

俺の考えではトニー・ベネットは音楽業界最高の歌手だ

歌手の力、声の魅力が持つエネルギーは素晴らしいです

そして、トリビュート盤では、コチラの作品も秀逸です

シングス・エリントン ホット&クール シングス・エリントン ホット&クール

中古品ですが、現在勿体ないくらいのお値打ち価格です

また、手持ちの音源はありませんが、コチラのデュオ盤

トニー・ベネット&ビル・エヴァンス(SHM-CD) トニー・ベネット&ビル・エヴァンス(SHM-CD)

ビル・エヴァンスとの距離感が絶妙で大人の味わいです

仮想ジャズ喫茶『松和』さんから画像を拝借しました
その記事は下記リンクにてご紹介させていただきます
http://v-matsuwa.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-9e281c.html

そんな、レジェンド中のレジェンド、トニー・ベネット

浸りながら頁を捲りたいのは、やはりコチラの書籍です

『ジャズ批評 No.64 全面刷新ヴォーカル読本』

ジャズ批評 No.64 [ヴォーカル読本] ジャズ批評 No.64 [ヴォーカル読本]

未聴の方は、この機会に是非その世界観を知って欲しい

今回も共感いただければ嬉しく存じます

それでは、またね!

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https://books.view.cafe/person/1224/feed/ 0
没後36年・・・石原裕次郎の素晴らしき世界 https://books.view.cafe/person/1219/ https://books.view.cafe/person/1219/#respond Sun, 16 Jul 2023 19:02:41 +0000 https://books.view.cafe/?p=1219

令和の御代、20代以下は知らない方も多いかもしれません

人々の記憶から失われてしまうのも現実と受け止めています

それでも、一つの時代をつくったことは間違いない偉人です

早いもので、本日は、石原裕次郎さんの36回目の命日です

その存在を知ったのはTVドラマ「太陽に吠えろ!」かしら

新宿区矢追町の七曲署捜査一課、ボスの姿が懐かしいですね

そして、その歌に興味を持ったのは、中学生の頃でしょうか

名曲『ブランデーグラス』が大人の世界へ誘ってくれました

カラオケ(ボックスではありません)店で歌うようになって

ムード歌謡に磨きをかけていた頃も、大切にしたのは裕二郎

『二人の世界』

『粋な別れ』

『恋の町札幌』

『夜明けの街』

あたりの曲は、特に好んで歌っていたような記憶があります

そして所帯を持った頃、購入したのがコチラのBOXセット

『石原裕次郎全集 ベスト60 ~21世紀への誕生~』

『狂った果実』から没後発表された『遥かなる愛』まで網羅

今回、久しぶりに向き合いましたが、聴きごたえがあります

改めての気づきは、裕二郎さんの声を含め楽曲の魅力以上に

心のひだを震わせる、歌詞という文化が持つ大きな力の存在

残りの人生をカウントする輩の老害的発言かもしれませんが

最近の日本の歌に魅力を感じないのは、作詞力の劣化が原因

裕二郎の時代、人生の酸いも甘いも噛みしめた作詞家たちが

名曲と語り継がれる数多くの作品を遺してくれたと想います

今回、コチラの歌詞カードを眺めてみると名作詞家の面々が

浜口庫之助、なかにし礼、山口洋子・・・

意外だったのは、阿久悠さんの作詞が提供されていないこと

選ばれた60曲には見当たらず、調べてみると『黎明』のみ

その辺りの事情をご存じの方はご指南いただけると幸いです

そして裕二郎の名曲を聴きつつ手に採ってみたいのがコチラ

 

あっ、ゆうたろう違いでした・・・大汗

重ねて失礼しました・・・笑笑

今回の結びに代え、『わが人生に悔いなし』の歌詞をご紹介

鏡に映る わが顔に
グラスをあげて 乾杯を
たった一つの 星をたよりに
はるばる遠くへ 来たもんだ
長かろうと 短かかろうと
わが人生に 悔いはない

今回も共感いただければ嬉しく存じます

またね!

 

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https://books.view.cafe/person/1219/feed/ 0