新年あけましておめでとうございます
2021年という新しい年を無事迎えられたことに、先ずは感謝申し上げます
2020年はコロナ禍にはじまりコロナ禍におわるという1年でしたが、2021年は多岐にわたる経験と新しい取り組みにより培った知恵を活かし、一人ひとりが10Xモードでブレイクスルーして参りたいものですね
さて、当初は2020年に書縁をいただいた約200冊の中から、私的にイチオシをご紹介しようと思っていましたが、その前、2019年の年末に書縁をいただいていたコチラのアイテムを紹介していなかったことに気づき、急遽企画変更ということで
『富貴のこころ みんなで元気に蘇る思想』 藤原直哉著 三五館
コロナ禍を経験した今こそ読むべき本と断言します
ここ最近、クルマで移動中、毎週のようにインターネット放送を聴いている、経済アナリスト藤原直哉さんのご著書です
私的に藤原直哉さんとのご縁は、16年前に遡ります
当時、理事長職を務めていた某団体の例会に、是非とも講師として招聘したいと想い、水戸の師匠のご母堂通夜式会場にてご挨拶したのが初めてのリアルタッチポイントでした
その前からご著者は何冊か読了済でしたが、その独特のお姿はとても印象的でした
ほどなく、地元(愛知県東海市)にてご講演いただき、懇親会までご一緒しましたが、その鮮烈な印象は今でも脳裏に焼き付いています
その後、水戸の師匠が主催する勉強会でも、お話をリアルで拝聴する機会をいただき、ここ最近は定期的にリモートでセミナー(水戸藤原塾)にも参加しています
前フリが少し長くなりました
本書の初版は1997年ですから、今から23年前の出版ですが、その予見力に、只々驚かされるばかりです
30年後(今から6年後)の日本の姿も描かれていますが、脱コンピュータ(ネット)社会を見据えて、自然と人間が持つ力について、超肯定的に持論を展開されています
ほんの一部ですが、グッと刺さったフレーズをご紹介してみましょう
・歴史というタテ軸 + 海外というヨコ軸 + 目に見えないもの
・人間性の陶冶が不可欠
・まず必要なのは勇気(出口を見つける勇気、人に共感を与える勇気)
・新しい価値観の創造に向けた限りない情熱
・経済で完敗することは許されない
・本当の豊かさ、貴さは何かをもう一度自分自身に問い直す
・もっと高い理想に向けて日本人は生きていくべき
・全身で感じるものを大切にする
・新しい富、新しい貴さに気づく
・新しい時代の建設、新しい価値観の創造
・後世の日本を生きる子孫たちの役に立つ
・愛こそが、富貴であり、人間の本質
・どうやったらみんなが食べていくことができるのか
・現象にオロオロする必要はない
・一生という限られた時間のなかで、何事かを成さねばならない
・たまたま時代の大転換点に行き合わせたからと言って、そこから逃げることはできない
・常に起こりうるのだということは、歴史を振り返ってみればまったく明らかなこと
・大昔の人たちが優しく立っているのが見えるはずである
・最後の最後で目に見える変化が訪れる
・新しいパラダイム探し
実は、2020年の実践読書でも2度ほど再読していましたね
あっ、今気づきましたが、その2020年元旦にご紹介した『民間防衛』を知ったのも、藤原さんのインターネットラジオからでした
https://books.view.cafe/liberal/616/
※そのインターネットラジオは2008年の放送でしたね。当時から変わらずの藤原節炸裂ですが、知らない方にはためになる情報化と・・・ご参考ください
http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/ipodcasting/2008/08/200819_98e9.html
そして、水戸の師匠とのご縁も今年で20年目に突入
そういえば、その水戸の師匠に背中を押されてスタートした中部経営塾も今年で10年目を迎えますね
ところで、藤原さんといえば、昨年からずっと報道されない大統領選の顛末を発信し続けているのですが、前回トランプさんが当選した時、圧倒的な不利という報道一色の中、
わかりませんよ
と小生の周りで唯一語っていたのは、コチラのサイトのオーナーでしたね・・・笑笑
今回の大統領選、そのXデーもいよいよ間近に
何か起こるのか、それとも何も起きないのか
さて如何に
その前に、未読の方は、本書を手に採っていただきたいものです
版元絶版のようですが、今ならAmazon中古でお値打ちに調達できるようですので
今回もお役に立てれば幸いです
ではでは
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