『致知』の読者が10万人になったら日本は変わる
これは、教育者・森信三先生の言葉です
『致知』とは、人間学を学ぶことがテーマの月刊誌です
一般の書店では販売されず、致知出版社との年間購読契約を結び、毎月自宅へ配本される直販スタイルです
そのネーミングは、中国古典・大学の「格物致知」が由来です
その読者が10万人を超えたのは、出版社の情報によれば、2013年のこと
その後、間もなく、小生は10年間購読していた『致知』から中退しておりました
その後、部数を堅実に伸ばされているようで、この出版不況の中、読者数は11万人を超えるようです
10年以上前のことですが、編集部の方ともご縁をいただき、頻繁に連絡を取りあっていたものです
※当時、オフィスにも何度か起こしいただきました
『致知』の読書会である「木鶏会」も社内外で主催し、その普及に努めていた時期もあり、今では懐かしい想い出です
年間購読を止めた後も、出版される単行本や気になる新書フォーマットの「一日一言」あたりを買い求め、今年2021年は、『鈴木大拙一日一言』と毎朝向き合っています
※これが、なかなか手強い内容なのです・・・大汗
『致知』は毎月、あるテーマを特集し、そのテーマに沿った内容による各界各分野で一道を切り開いてこられた方々の貴重な体験談を記事にされています
そのテーマの総リードという位置づけで、社長であり編集長でもある藤尾秀昭さんが、毎月認めているエッセイを2年分まとめたものが今回ご紹介するアイテムです
小さな人生論①~⑤
小さな修養論①~⑤
最新刊はつい先日発行され、読了していたばかりでした
どのテーマが読者の琴線に触れるのか、いろいろかと存じます
そんな中でも、小生が最も印象に残っているのが、2005年12月号のテーマ
「縁をいかす」
というエピソード
以前、編集部からいただいた小冊子、今も大切に保管しています
「母の席に座ってください」
忘れられないフレーズの一つですね
そのエピソードは、コチラから閲覧できるようです
https://www.chichi.co.jp/specials/5stories_enwoikasu/
その編集部からいただいた小冊子、オフィスのロッカーからこんなに出てきました
その小さな人生論&修養論も先ほどご紹介した『小さな修養論5』でシリーズが終了
ざっくり20年分の総リードが詰まっているわけですね
おそらく、2年後に新シリーズとして、引き続き2年分の「総リード」がまとめられて出版されるのでしょう
その時のタイトルは
「小さな求道論」
だったりして・・・
もちろん、ビジネスですので、編集部の方、特に営業担当者の皆さんは、厳しいノルマに苛まれていることも事実かと存じます
実際、小生も協力要請を受け、対応したこともありました
※これも昔話ですね・・・
そういえば、こんな残念な論評もネットニュースで配信されていましたね
https://news.nifty.com/article/item/neta/12136-1243053/
まあ、この論者も、賛否両論ありますので
光と影
ある意味、言論の自由を担保された国だからこそ
それでも、自身2年後も新シリーズを購読している姿を想像することができます
『致知』を体験されたことがない皆さんは、まずコチラのアイテムからお試しください
良いお話がたくさん詰まっていますので
今回もお役に立てれば幸いです
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