土曜日の朝、いつものようにノートPCを立ち上げると
FB友達の盟友女子がネット記事をシェアしていました
トニー・ベネットが死去したという衝撃的な記事でした
それでも数秒後、安らかにお眠り下さいという気持ちが
96歳という年齢を考えれば大往生で目出度いことです
同じサイトではコチラの記事が続報で紹介されています
ポール・マッカートニー
キース・リチャーズ
ビリー・ジョエル
オジー・オズボーン
ブライアン・ウィルソン
キャロル・キング
エルトン・ジョン
ロバータ・フラック
ナイル・ロジャース
キリがありませんので、これくらいにしておきましょう
レジェンドがレジェンドの死を悼むメッセージの数々は
不謹慎を承知ながら壮観という言葉が相応しく存じます
なんと、NASAまでが公式ツイートで哀悼の意を表明
そして、近年のトニー・ベネットといえばガガとの共作
実はガガの歌を聴いたのは、コチラが私的初体験でした
人生の大先輩から贈呈いただいたのがキッカケでしたが
驚かされたのは、ガガの超絶的歌唱力もさることながら
トニー・ベネットの80代後半とは想像できない存在感
イイものを聴かせてもらったというのが正直な感想です
そのトニー・ベネットとの出逢いは、1989年のこと
『ジャズ批評№64ヴォーカル読本』という特集でした
巻頭記事のCDで楽しむヴォーカル25の3番目に掲載
『トニーの素晴らしいジェット旅行』
1965年録音ですから、小生が生まれる前のことです
1曲目の『ジェットの歌』からゴージャス感が漂います
リオデジャネイロ~♬リオデジャネイロ~♬と口ずさみ
ビッグバンドを率いたエンターテイナー気分に浸りつつ
聴き込んでいたことが、ついこの間のことのようですね
その後手に入れたのが、F・シナトラのトリビュート盤
実は、F・シナトラは私的にあまり好みではありません
しかしながら、この作品で曲の魅力を再認識することに
そのシナトラをして次のような言葉で評せしめた逸話が
俺の考えではトニー・ベネットは音楽業界最高の歌手だ
歌手の力、声の魅力が持つエネルギーは素晴らしいです
そして、トリビュート盤では、コチラの作品も秀逸です
中古品ですが、現在勿体ないくらいのお値打ち価格です
また、手持ちの音源はありませんが、コチラのデュオ盤
ビル・エヴァンスとの距離感が絶妙で大人の味わいです
☆仮想ジャズ喫茶『松和』さんから画像を拝借しました
その記事は下記リンクにてご紹介させていただきます
http://v-matsuwa.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-9e281c.html
そんな、レジェンド中のレジェンド、トニー・ベネット
浸りながら頁を捲りたいのは、やはりコチラの書籍です
『ジャズ批評 No.64 全面刷新ヴォーカル読本』
未聴の方は、この機会に是非その世界観を知って欲しい
今回も共感いただければ嬉しく存じます
それでは、またね!
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