後悔は先に立たないが、いつからでも学べる!
学生のころは、あんなに嫌いだった社会科の授業。
嫌いだったから、苦手だった「世界史」&「地理」。
大人になって、経済に興味を持つと、途端に必要になる。
だったら、中学のころに、そう言ってくれれば良かったのになぁ・・・
と、ボヤいたところで、どうしようもないので、この本を手に取ってみた。
ひと言で表現すると「やっときゃ良かった社会科の勉強」です。
とても分かりやすく書かれており、歴史(政治)と地理(地政学)などへも興味が広がる一冊です。
・中央銀行設立の動機は国の借金である国債を引き受ける事
・日銀が大蔵省から独立したのは1997年と最近
・ドイツの統一は政治的・軍事的には仏への対抗、経済的には英への抵抗するもの
などなど、興味ある解釈である。
益々グローバル化が加速する社会にあって、どんな態度で、どう振る舞うことが良いのか?改めて考えさせられました。
巻末の読書案内がまた秀逸である。
「もう少し先へ進みたい方へ」と推薦されている著書は、どれも興味深い本ばかりだ。
著者の見解に敬意を表し、積極的に先へ進んでみたい。
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