今をトキメク伝説の?マーケッター神田昌典氏が、広く脚光を浴びることになった作品です
今でも、このドギツいピンク色の表紙が、本屋さんに並んだら異彩を放つのではないでしょうか
本の出来具合でいけば、後に世に出た『非常識な成功法則』、『60分間ダントツ化プロジェクト』あたりの方が上かもしれません
それでも、今回久しぶりに再読して、得るものが少なからずありました
DX(デジタル・トランスフォーメーション)の流れに乗って、B to Bの世界ではMA(マーケティング・オートメーション)全盛の様相です
しかしながら、そんな時代だからこそ、DM(ダイレクト・メール)に価値を見いだすことが出来るかもしれない
そんな思いで手に採りました
手元にあった奥付には2000年3月21日発行の7刷と記載されています
※背表紙が完全に色落ちしてしまっていますね・・・苦笑
続編となる青本は、2000年6月29日発行の初版ですから、まとめて購入していたのかもしれません
約20年前のビジネス書ですから賞味権限切れかと思いきや、まだまだ活かせることが少なくないという読後感でした
両書のサブタイトルを組み合わせると
感情マーケティングでお客をつかみ、トリコにする
ピンク本は顧客獲得
青本はファンづくり
という位置づけかもしれません
お客さんがあなたを見つける
お客さんが感じる価値を高める
できるだけ高く売ることを考える
商品を売る以前に自分を売る
あなたと取引きしないのはバカと思わせる
お客の感情をベースにビジネスを再構築
友達になる
超訳すると
見込み客をDMで集め、既存客にして、DMでリピートを促し、友達になってしまおう
という感じでしょうか
その秘訣としては
いまこの時間に、初めの一歩を踏み出す
実践するなら記憶が新しいうちに越したことはない
すべてあなたにもできること
ひとつの行動は100回の瞑想に勝る
勇気をもって取り組む
やるときゃ、やる
というあたりでしょうか
自社の情報誌を創刊したのが5年前、リニューアルしてから4年半が経過しようとしています
DMはじめ紙媒体のあり方ならびに可能性について考えていたタイミングでしたので、そういう意味でも有意義な再読体験でした
リモートがニューノーマルの時代、身体より頭の使い方が、これまで以上に問われます
一方で、Withコロナ時代だからこそお客様の感情と結びつくことが重要と、自身のセミナーでも語り続けています
大切なのは考え方であり、それに基づくやり方
打つ手は無限だからこそ、気持のよいやり方を選びたいものですね
だからこそ、考える習慣が大切だと思わずにいられません
いずれにしても20年経っても、まだまだ活用できる良書
ご興味ある方は是非
今回もお役に立てれば幸いです。
ではでは。
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