ラグビー関連の書籍は、過去に2度ほどご紹介していました
最初がコチラのサイトで執筆をはじめて間もない4年前のこと、大西鐵之祐先生の名著『闘争の倫理』でした
https://books.view.cafe/liberal/370/
直近が3年前、我らが同窓生は敬愛を込めてオヤジと称する北島忠治先生の名著『前へ』でしたね
https://books.view.cafe/liberal/602/
ちなみに、『前へ』の初版、現時点でAmazon中古にて40万円超で出品されています・・・手元はもちろん初版ですので、一瞬出品しようか迷ってしまいました・・・苦笑
そして、本日はその北島先生の26回目の命日ということで、コチラのアイテムをご紹介させてください
『アルバム八幡山春秋』 ラグビーマガジン編集部編 ベースボール・マガジン社
32年前に購入していた北島先生の写真集
当時は毎週末、ラグビー観戦に足を運んでいました
そしてコチラの本は験がいいというか、前回再読したのは母校が22年ぶりに大学王者に返り咲いた朝の実践読書術でのことだったようです
当日は、早稲田ファンの義父(当時84歳、現在も元気溌剌です)と外苑前で待ち合わせをして、メインスタンド二列目にて、一緒に応援(選手権の決勝を会場で観戦するのは、自身27年ぶりのことでした)
おかげさまで、優勝の瞬間に立ち会うことが出来、義父もとても喜んでくれたのが良い想い出として残っています・・・嬉
今年のお正月は、新国立競技場のメインスタンド最前列で後輩と応援しておりましたが、一蹴されてしまいましたが・・・涙
さて、今回のアイテムは、タイトルにアルバムとあるとおり、北島先生の写真が沢山掲載されています
発刊当時89歳でしたから、関心のない方からすると、そんなお爺さんのアルバムを購入する気持ちは理解できないでしょう
それでもファンにとっては宝物
そうそう、私的にコチラの雑誌のバックナンバーも宝物です
☆現時点でAmazon中古では欠品状態のようですね・・・
そして今回ご紹介するアルバムは、魅力的な写真だけではなく、北島先生のお言葉が惜しみなく掲載されているのも大きな魅力です
ラグビーを始めてすぐに、これは一生の仕事だと思ったんだ
いちいち勝った負けたなんて気にしてちゃ命がもたないよ(笑)。
ラグビー・フットボールは力とスピードの競技だと思う。技巧はその次であっていい。
審判が見ていなくてもルールは守ってくれ
ラグビーをやってなかったら、五十歳位で死んでただろうね。
FWがスクラムで押されては試合にならん。ラグビーの原点はスクラムの押しだ
練習は実のある内容を短時間に
ラグビー無しでは生きてはいない
強いチームの走りはね、速いよりも強いランニングになってますね。
走れるか、押せるか、闘争心あるか
そして、アルバムの後半では、大西鐵之祐先生が北島先生をこのように評しています
忠さんというのは、ラグビーを通じて自分を改造した人だろうな。その点で偉いと思うよ。人間の人格を、ラグビーを通じて一つ一つ改革というか、新しく創り上げていった。彼がラグビーを通じて自分を創り上げていなかったら、おそらく野にいる親分だったかもしれないな。
最大の賛辞ですね。
今回の再読で、小生自身、改めてラグビーという競技が好きになった、そんな印象です
そして、究極のラグビー理論は「前へ」
今回もお役に立てれば幸いです
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