今回の投稿で、5年目に突入しました
月に2本ペースなので、今回が97本目
節目の100本までカウントダウンが始まっていたのですね
そうそう、記念すべき最初の投稿は、コチラの名著でしたね
https://books.view.cafe/business/321/
そして、本日8月8日は、郷土の偉人の命日にちなんでコチラのアイテムをご紹介します
二百二十二回忌(そんなの無いけど)という節目でもありますね
『細井平洲「将の人間学」 『嚶鳴館遺草』に学ぶ「長」の心得』 渡邉五郎三郎 訳編 致知出版社
書縁は版元である致知出版社の営業パーソンさんからいただいたものでした
その営業パーソンさん、お勤めの研修会社から致知出版社への転職を迷われていて、当時の仲間で背中を後押ししたという記憶も
もう15年ほど前のことですね
本書は、その営業パーソンさんから小生所縁の偉人ということで、プレゼントいただいた想い出のアイテムです
あっ、細井平洲先生の存在を知らないという方も少なくないかもしれません
ザックリ説明すると、尾張藩の儒学者で、困窮する米沢藩の財政を立て直した名君・上杉鷹山の師にもあたる偉人なのです
上杉鷹山といえば、あのケネディ大統領が就任間もない頃、日本の新聞記者から「日本で最も尊敬する政治家は誰ですか」と質問されたところ、上杉鷹山と答えたというエピソードは有名ですよね
おそらく、ケネディ大統領は、内村鑑三の『代表的日本人』を精読していたに違いありません
ほら、細井平洲先生、ずいぶん身近に感じられたのではないでしょうか
えっ、上杉鷹山を知らないからピンと来ないですって?
大丈夫です
質問した新聞記者も上杉鷹山が誰だか分らなかったという都市伝説もあるくらいですから・・・ホンマかいな
さて、細井平洲先生が遺された有名な教えについては、東海市のWEBサイトでも紹介されていますので、是非下記リンクもご確認ください
http://www.city.tokai.aichi.jp/5602.htm
ところで、名古屋生まれの名古屋育ち、青春時代はお江戸で約10年という小生にとって、何故細井平洲先生が郷土の偉人に当たるかというと、高校時代の3年間と某団体での8年間、ドップリ東海市にお世話になっていたのですね
もちろん、細井平洲先生は、尾張藩に招かれ、藩校・明倫堂(現・愛知県立明和高等学校)の学長も歴任されたことでいっても、名古屋の偉人ということになります
ちなみに、東海市には平洲小学校、平洲中学校という公立の学校がありますので、東海市民は知らない方はいないと想われる偉人です
それでは、本書からグッとくるキーワードをご紹介してみましょう
・入りを量りて出るを制す
・眼前ではなく長久の利益を
・金銭は使い方を心得る
・師を選ぶのが第一
・他人の一生を送るべからず
・善と思ったことを即実行
・乱世に備えた日常を
・日ごろの心がけが大切
・積み重ねの大切さ
コロナ禍も経験し、ウクライナ危機、台湾海峡緊張、円安に象徴される経済不安等、まさに乱世と呼ぶに相応しい状況の中、今正に、君たちはしっかり備えていますか?、と細井平洲先生から問いかけられているようですね
当たり前ですが、15年前と比較すれば少しは成長していると自覚していますが、金銭の使い方以前に稼ぎ方は未だ未だですので・・・
そういう意味では、その道の大家が心友ですので、爪の垢を煎じるように継続学習ならびに実践あるのみですね
お盆休みに向き合にもオススメのアイテムですので、ご興味あれば是非とも
今回もお役に立てれば幸いです
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。